課題解決の課題は客先の課題

ビジネスはループであり、お客にはお客があり、組織の中でも他部門の人はお客さんである。そこでお客さんと良い関係を築くためには、客の客の課題解決を図ることが必要である。ビジネスループとはお金の流れのことで、ビジネスとはお金を回収することである。顧客からの入金はその顧客が、その顧客の顧客から回収したお金の一部であり、顧客の更に顧客の資金繰りが良くなれば、当然、直接の顧客からの入金も増える可能性がある。ビジネス的に見れば、顧客の課題を解決することにより対価を得る。そこで、顧客の課題解決に於いては、顧客の直近の課題解決を図るよりも、顧客とのコミュニケーションにより、顧客と共に、理想目標を設定して、課題を再設定して、アイデア出しによる課題解決を行う方法ある。ビジネスでは顧客の直近の課題解決を目標に設定した場合には、顧客も賢いので、目標が前に前に進み、仕事は終わらないか値引きとなる。顧客の課題をはるかに超えた理想目標を設定することで、社内の活動を円滑に行う上でも有効である。社内、社外の人間と目線を合わせるのではなく、全員で先の先の理想目標を見るのが良い。